プラゴ、日本でEV急速充電器の開発を発表

日本のEV急速充電器

電気自動車(EV)向け急速充電器ソリューションを提供するプラゴは9月29日、EV急速充電器「PLUGO RAPID」とEV充電予約アプリ「My」の提供を2020年3月までに本格的に開始すると発表した。

PlagoのEV急速充電器。

これにより、EV充電器の増設予約が維持されるほか、自宅で充電できないEVユーザーにとって「基本課金」の利便性が向上するとしている。EV普及の障害となっている「充電場所」問題 プラゴが2022年に実施した自社調査によると、東京のEVユーザーの40%が、不動産事情により自宅での「基本課金」ができない環境にある。自宅に充電センターがなく、近くの課金端末を利用しているEVユーザーは、他の車両が使用中の間はEVに課金できない可能性がある。

 EV急速充電器

日本のEV急速充電器
(リソース: jointcharging.com)。

日本におけるEV急速充電器の重要性。
こうした理解が広がれば、集合住宅居住者のEV購入促進や既存居住者の充電課題の解決にもつながります。10月より、三井不動産グループ、ルミネ、住商アーバン開発、そして東急スポーツソリューションの4社を初期設置パートナーとして、PLUGO RAPIDやPLUGO BARといったEV充電器の設置を進めていきます。2025年末までに1,000拠点10,000台の設置を目指し、自宅で充電できないEVユーザーの生活に「マイ充電ステーション」として溶け込み、日常的に利用できる仕組みを構築していきます。


投稿日時: 2022年10月26日