CTEKはAMPECOのEV充電器統合を提供

スウェーデンでは、電気自動車またはプラグインハイブリッド車を所有する人のほぼ半数(40%)が、EV充電器がないと充電サービス事業者/プロバイダーに関わらず、充電できないことに不満を感じています。CTEKとAMPECOの統合により、電気自動車の所有者は、さまざまなアプリや充電カードを必要とせずに、充電料金の支払いをより簡単に行うことができます。

AMPECOは、電気自動車の充電を管理するための独立したプラットフォームを提供しています。これは、ドライバーが複数のアプリやカードを使って電気自動車を充電できることを意味します。クラウドベースのプラットフォームは、決済・請求、運用、スマートエネルギー管理、そしてパブリックAPIを介したカスタマイズといった高度な機能を処理します。

AMPECO EV充電器

電気自動車やプラグインハイブリッド車の所有者の40%は、充電サービスの運営者/プロバイダーに関係なく、車の充電に制限があることに不満を感じています(いわゆるローミング)。

CTEKはAMPECOのEV充電器統合を提供
(出典:jointcharging.com)

「より多くの人々が電気自動車に乗り換えるためには、公共充電施設へのアクセス性の向上と容易なアクセスが不可欠だと考えています。ローミングアクセスもその決定に大きく影響します。CTEKの充電器をAMPECOプラットフォームに統合することで、オープンでより安定した充電インフラネットワークの構築を支援します」と、CTEKのエネルギー&ファシリティ担当グローバルディレクター、セシリア・ラウトレッジ氏は述べています。

AMPECOの包括的な電気自動車充電プラットフォームはハードウェアベースで、CTEK CHARGESTORM CONNECTED EVSE(電気自動車給電装置)の全製品に搭載されているOCPP(オープンチャージポイントプロトコル)を完全にサポートしています。また、OCPIを介したEVの直接ローミングや、ユーザーが他のネットワークで車両を充電できるローミングハブとの統合も含まれています。

「CTEKの充電器との統合を提供できることを嬉しく思います。これにより、オペレーターとドライバーに柔軟性と選択肢が広がります」とAMPECOのCEO兼共同創設者であるオーリン・ラデフ氏は語っています。

AMPECO アプリを使用すると、ユーザーは充電ステーションを見つけ、Hubject や Gireve などのハブに簡単に接続し、充電料金を支払うことができます。これらはすべて AMPECO アプリから行うことができます。


投稿日時: 2022年11月15日